エンベロープに対して行えるアクションのうち、『「修正」「無効化」「削除」はどう違うの?』という疑問は、よくあるお客様から寄せられる質問の一つです。
各アクションの意味や他のアクションとの違い、またどのような場合にどのアクションを取るのが適切なのかについてご紹介します。
✅修正
エンベロープの修正は、送信したエンベロープの内容に修正が必要な点があることに気づいた場合に利用できるアクションです。
エンベロープの修正は、そのエンベロープの送信者/所有者のみが行うことができます。受信者はエンベロープを修正できません。
エンベロープの修正は、エンベロープのステータスが「他のユーザーが処理中」または「完了」または「無効」になっていなければ、いつでも行うことができます。
エンベロープの内容のうち、以下の修正が可能です:
-受信者のデータ(名前、Eメール、署名順、追加の認証など)
-文書上のフィールドの追加、削除、編集
-アカウントの設定次第では、エンベロープ内の文書を置き換えたり、文書を追加したりすることも可能です
[エンベロープを「修正」するケースの例]
受信者のEメールアドレスが誤っていた
文書上の本来必要なフィールドが配置できていなかった
🚫 無効化
エンベロープを無効化すると、そのエンベロープに関するすべての処理がキャンセルされ、「無効化」された状態になります。修正もできなくなります。
エンベロープの無効化は、そのエンベロープの送信者/所有者のみが行うことができます。受信者は、エンベロープの「無効化」はできませんが、エンベロープの開封後に「署名を拒否」を実行することが可能です。
エンベロープの無効化は、エンベロープのステータスが「他のユーザーが処理中」または「完了」になっていない限り、いつでも可能です。
※無効化を一旦行うと、元に戻すことはできません。
※無効化されたエンベロープは契約タブに「無効」というステータスで残ります。
※無効化されたエンベロープを受信箱や送信から削除したい場合は、削除することが可能です。逆に、削除済みのエンベロープは24時間経つと契約タブから消えるため、無効化することはできません。
[エンベロープを「無効化」するケースの例]
エンベロープを誤った受信者に送信して、修正が間に合わず、先に署名されてしまった場合など
❌ 削除
エンベロープを削除すると、そのエンベロープに関するすべての処理が停止され、「契約」タブ内の「削除済み」ビューに移動します。 削除から24時間が経過すると、削除されたエンベロープは直接アクセスできなくなります。
進行中や完了済みのエンベロープを含め、あらゆるステータスのエンベロープを削除できます。 進行中のエンベロープを削除すると、無効なエンベロープの処理が開始されます。
削除されたエンベロープは、24時間以内であれば「削除済み」から復元できます。ただし、無効化のステータスが解除されることはありません。
[エンベロープを「削除」するケースの例]
エンベロープが下書きの状態で保存されており、破棄する必要がある場合。
🧰 関連資料
これらのエンベロープアクションの詳細については、下記を参照してください。
Docusignサポートセンターの記事:修正する|無効化する|削除する
Docusign ユニバーシティの無料コース:エンベロープの管理
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